日本語以外で「ブラック企業」と呼ぶ場合

日本でブラック企業といえば、労働時間がすごく長かったり残業代未払いだったり、休日返上が当たり前の企業を指します。
また、パワハラやセクハラが日常茶飯事と化している場合も多く、それでいて会社の雰囲気から不条理に抵抗することができないようになっています。
とにかく過酷な条件がそろっているのが、ブラック企業だといえます。

ブラック企業でさんざん働いて過労死する人が増えていますし、ブラック企業大賞なるものが発表されるようになり、ブラック企業の認知度は年々増して行っているといいます。
日本ではそのような意味からブラック企業と呼ばれますが、海外ではあまり簡単にブラック企業と言う言葉を使わないよう、注意しなければなりません。
というのも英語圏内の人々にとってブラック企業といえば、差別用語になってしまうのです。
黒人の経営する企業のことを、ブラック企業つまり「Black Company」と呼んでいるからです。

もちろんそこに尊敬の念はなく、蔑みの意味が込められています。
人間皆平等とうたわれていますが、実際にアメリカ社会で差別問題は根強く残っていますし、白人社会だと思っているアメリカ人が多いのも事実です。
道徳的に大きな問題があるので、それを助長しかねないブラック企業という言葉は日本以外で使わない方が良いです。

海外のブラック企業

バブルが崩壊した後から日本ではブラック企業が増えてきました。
出来る限りコスト削減しなければならないので、社員への圧迫がひどくなっていたのです。
残業代未払い、休日返上、パワハラ、セクハラ、それらがブラック企業認定の項目となります。

ブラック企業大賞が2012年から発表されていますが、基準はそれらになります。
そのブラック企業ですが、海外ではどのようなブラック企業が存在しているのでしょう。

日本は法治効果で、日本人の民族性そのものも大変真面目だといえます。
海外は、法律がもっと混沌しているところも多く、日本人のように謙虚な民族ではない国も正直多いといえます。

それの善し悪しはさておき、そのせいで日本よりもブラック企業の体勢が助長されているような国も多くて、オーナー側は労働者に対し「仕事という何にも代えることのできない機会を与えていることに感謝しろ」という考えを堂々とまかり通していることさえあります。
だからといって日本のブラック企業が甘いというわけではありませんが、海外は海外で色々と問題があるのです。

 

日本のブラック企業との違いとは

海外のブラック企業でよく言われるのが、衣服縫製加工の工場です。
劣悪な環境で長い時間、ひたすら働かされられるのです。
映画でそのようなシーンが使われるのもよく目にしますよね。

日本は、世界的にみてとても裕福な国です。
海外では、日本で考えられないような貧困に苦しんでいる外国人は多く、働けるだけでもありがたいと無理にも思わせさせられるような労働環境が当たり前となっています。
日本人の場合ブラック企業と言えばサラリーマンを想い浮かべることも多いですが、海外では工場労働者などがおもにその被害者となっているのです。