労働時間がハンパない!

20代前半のころ、友人の紹介で勤めた会社がまさにブラック企業でした。
求人からではなく紹介だった、というのも、会社からしてみると「よい奴隷が見つかった」と考えていたのかもしれません。
今年で30になりますが、今でもその頃の後遺症が出てしまうことだってあります。

 

異常を当たり前と考える社風

まずブラック企業だと思った点の一つに、労働時間に関する認識があまりにも欠如しているというのが挙げられます。

私が就いた部署は、会社の中枢とも言える場所だったため、一人一人の意識が高く仕事もやりやすい環境でした。
その反面、定時を迎えても誰も変えるそぶりを見せないどころか、夜9時ごろからは夜食を買いだしに行く部隊まで用意される始末。
その時が一番輝いているようにも思える人もいましたが、今思えばそんな雰囲気から抜け出す唯一のチャンスだったのかもしれません。

当時転々と職を変えていた私は、どの企業でもサービス残業と呼ばれる物が1日1~2時間程度ある物だと認識していました。
その為ある程度の負担は覚悟したのですが、そこで待ち受けていたのは26時間労働という現実です。
朝8時に出勤した後、帰宅するのは次の日の朝10時、そんな生活が3日続いた時突然体に悲鳴が。
39度の熱と吐き気により、その場で倒れこんでしまいました。

すぐに入院の手続きを進めたのですが、そこで上司から驚きの一言が。
「点滴すれば大丈夫だろう。また明日もよろしく」と。
多少心配してもらえるのかな、などと考えた私が甘かったと痛感したヒトコマでした。

 

最終的には体を壊してしまい…

その後も何とか復帰を果たし、半年ほど同じようなサイクルで働いていたのですが、年末を境についに体が仕事に対する拒否反応を起こしてしまったのです。

病院ではうつ病だと診察されたため、すぐに退職手続きを行い自宅休養を余儀なくされました。
会社からは裏切り者扱いをされましたが、正直私がした事は何も悪くないと思っています。
ただあの社風そのものがおかしかったとしか言いようがないでしょう。